姿勢が悪いと高血圧になりやすいと言われる理由
姿勢が悪い人の特徴としてあげられるのが高血圧です。
常に猫背で背中を丸めるように過ごしている方は
血圧が高くなりやすいと言われています。
姿勢と血圧は密接な関係性があると考えられます。
猫背は姿勢が悪い人の典型ですが、背中を丸めると
内臓機能を低下させてしまうのが大きな問題です。
胸が圧迫されると心臓から全身に送り出す血流が悪くなります。
心臓はしっかりと全身に血液を送り込もうとするため
血圧を上げる働きが作用して高血圧になるのです。
血圧は姿勢によっても大きく変わります。
正しい姿勢で測定すると正確な数値が出ますが、
姿勢が悪いままで測定すると数値も悪くなってします。
実際に猫背の状態で測定した場合と、
背筋をピンと伸ばした状態で測定すると違う数値が出るはずです。
姿勢が悪いままで測定した方が明らかに高い数値が出るのは、
血液の流れが悪くなっているためだと考えられます。
普段から降圧剤のお世話になるくらいの高血圧にお悩みの方は
日常的に姿勢を正すように気をつけて下さい。
楽な姿勢をしようとするほど猫背になってくるため、
常に姿勢を意識した生活を心がけてみましょう。
いつも頭の上から吊り上げられているイメージで
過ごしていると自然と背筋が伸びたように過ごせます。
普段の座り方や歩き方にも注意しながら美しい姿勢を心がけて下さい。
生活習慣の改善と合わせて姿勢の改善に取り組んでいると
いつの間にか血圧も安定してきて
薬を飲む必要がなくなる程になる方も少なくありません。